みなさんこんにちは!
REIWAです('ω')ノ
早いもので我が家に三ちゃん(308SW)”がやってきてから間もなく三年
三年経つという事は…
そうです、初回の継続検査、車検でございます
という事で今回はユーザー車検を話題に取り上げてみたいと思います
今では多くの方が自身で受検するようになりましたけど、ユーザー車検って何気に曲者で何回、何十回とやっつけてきても未だに「あれっ…?」ってな場面に遭遇する事しばしば…
('ω')イチニネンに一回の事だしシステムが前回と変わってる事も普通にあるしね
そんな訳で忘備録も兼ねユーザー車検にチャレンジする方の参考になるようはじめていきたいと思います
ユーザー車検は予約必須
ユーザー車検を受検する際はインターネットからの予約が必要
はじめて予約する方はアカウントを取得してから予約画面に進みます
手元に車検証を用意してからGO!
予約は土日祝を除いた14日先まで可能、
受験期間は車検満了日の1ヶ月前から車検満了の日までが一般的、っていうかそれが普通、
「普通」って言葉が大っ嫌い、そんなロッケンロールな人は車検満了日の3ヶ月前に受検したってOK!
但しその場合、新しい車検証を貰ったその日から2年(もしくは1年)後が車検満了日になってしまうので注意ですぜ、
( ー`дー´)キリッ
車検を受ける前には24ヶ月点検を実施
車検証に記載の使用者には法定24ヶ月点検が義務づけられているのはご存じの通り
(教習所で習いましたよね?('ω'))
ディーラーや自動車整備工場に車検を依頼すると24ヶ月点検とセットでおこなう事になるので車検のフローは【点検&整備】→【車検】の順
しかしユーザー車検には逆パターンの”前検査後整備”なるものも存在します、
早い話が「車検の後(検査合格後)に整備しますから取り敢えず新しい車検証くださいな」といったやり方、
一見すると理にかなってるようにも思えるけど、このやり方は200%お勧めできません、何故って新しくもらう神聖なる車検証にデカデカと「点検整備記録簿記載なし」と印字されてしまうし、国土交通省からは「その後ちゃんと整備やりました?」「道路運送車両法第○○条の▲…」そのようなハガキがご丁寧にも送られてくるようになるし…
結論を言えば前だろうが後だろうが点検整備は使用者の責任において必要、それなら事前にやっておいた方が余計な世話がないというもの
因みに24ヶ月点検及び整備というのは車検証に記載の使用者がおこないます、使用者がおこなえない場合は資格を持った整備士が使用者に代わって作業する事ができるという訳
↓ 下のリンク先はREIWAがいつも使わせてもらっている記録簿のフォーマット
この記録簿の各項目にレ点などでチェックを入れながら点検をおこなっていきます、
点検方法が分からなければ今の時代ネットでいくらでも調べる事が可能、そうやって愛車に興味を持つ事、知る事が大切、それがユーザー車検本来の目的なのです!
とはいえ全ての項目にチェックを入れるなんて事はまず無理、その様な時はブレーキフルードの交換(二年毎)でDラーに立ち寄った際にメカ氏に点検のやり方を聞いてみるとか、分からないとこだけお願いしちゃうとかでいいと思います、それと排ガスなどの点検項目についてはREIWAは車検合格後にチェックを入れるようにしています、これまでそれで問題はありません。やっていけないのは虚偽による記録簿の作成、理由は述べる必要ありませんね。
('ω')クルマは自分や自分の大切な人の命を乗せて走りますからね
車検当日の様子
予約時間の30分前に現地に到着
持参したのは
・車検証
・自賠責保険証
・24ヶ月点検記録簿
それと現金を少々(笑)
現地に到着したら、”自動車検査自動受付システム”といった端末のある所へ行き、車検証のQRコードをスキャンさせます
すると
・自動車検査票
・継続検査申請書
・自動車重量税納付書
の用紙にマイカーの車両情報等が印字されプリントされるので必要箇所に名前と住所を書きこんでおきます、
このあとは自賠責保険を更新するため保険窓口に向かうのですが、REIWAは馴染みの保険屋さんに連絡して事前に自賠責保険の更新をしてきているので保険窓口はスルー
('ω')自賠責保険で保険屋さんが受け取る手数料約¥1,600-也、マメ知識じゃ
次は税に関する窓口へ行き
・検査登録印紙
¥400-
審査証紙
¥1800-
を支払います、本来は車検時にぶん取られる重量税もここで納める事になるんだけど、我が家のさんちゃんはエコカー減税の特権…いやいや特典で車両購入時と初回の車検時は免税
('ω')次回もそうして欲しいぞ!
ここまで終わったら計7枚(自賠責保険証は新旧の2枚)の書類をバインダーにとじユーザー車検の受付窓口に出します、
検査官がチェックし書類に不備が無ければ「〇コースでどうぞ」と言われるのでクルマに乗り込みコースインとなります
('ω')点検記録簿の提出がないと理由聞かれまっせ
検査ラインへGO!
新年度に入って空いてるかな…と思っていたけど、検査ライン稼働5分前はこんな感じ
はじめは灯火類、外観のチェック
ここから先の検査ラインはドライブレコーダー(innowa Journey Plus)から切り出した画像を使用してすすめていきます
検査を受ける車列の最後尾についてから待つ事25分、小走りでやって来たのは感じの良い検査官のお兄さん
(^^)
ここでは灯火類、外観、ワイパー&ウォッシャー、ホーン、ホイールナット、車体番号、走行距離をチェックされます
排ガス検査
検査ラインに入ると待ち受けているのは排ガス検査、さんちゃんのような軽油車の場合、ユーザー自らプローブを手に取りマフラーエンドから突っ込むといったやり方ではなく、検査官が軽油車専用の装置を使い測定をおこなってくれるといったもの、手を汚さずに済むのでこれもクリーンディーゼル車の特権、いや特典なのです(笑)
因みに下の画像が軽油車専用の排ガス検査装置
下の画像はガソリン車用の排ガス検査プローブ(画像は2輪検査ラインのもの)
排ガス検査が終わったら検査票を記録器に差し込んで検査結果を記録します
サイドスリップ検査
信号機に従って車両を前進させます
次のサイドスリップ検査は下の画像の赤いラインの区間内(計測区間は1メートル)でおこないます
ここでの検査は、前輪のトーインもしくはトーアウトの数値が規定の範囲内に収まっているかをみます、
ユーザーのすべき事はハンドルを真っすぐ持ってただ前進するのみ、なので殆どの人は知らない内にこの検査を終えているはず
(笑)
足回りを強くヒットした事があるとかローダウンしたけどアライメントをとっていないとかでなければ問題なくクリアできるかと
スピードメーター検査
前進してテスター(ローラー)の上に四輪を乗せます
この上で最初におこなうのは”スピードメーター検査”
ここでは前方上部のモニターの指示に従って検査をすすめていきます
検査方法は、アクセルを踏んでスピードメーターの針が40km/hを指した所でパッシングするだけ
とはいえ40km/hパーシャルで安定させるのはこの場では簡単でなかったりします、コツと言っちゃなんですけど、40km/hを少しオーバーする程度に勢いよく踏み込んでからアクセルを戻していくイメージを持つのがよろしいかと思います
('ω')
光軸検査
続いての検査は過去NGが出た事もある”ヘッドライト光軸検査”
やり方はモニターの指示に従いロービームを点灯、あとは機械が勝手に検査してくれるのでジッと待つのみ…
暫くするとモニターに
更に待つ事少々
ここがクリアすれば一安心
ブレーキ検査
ヘッドライトの光軸検査が終わったら間髪入れずに”ブレーキ検査に入ります
モニターの指示に従いギアはニュートラル、
するとローラーが回転を始めます、
モニターをよーく見てると「ゆっくりふむ」と指示されるので
指示通りブレーキペダルを操作します
(REIWAは思いっきり踏み込んでますけどね)
で、結果はといえば
引き続いてパーキングブレーキの検査
こちらもモニターをよくみていると「ゆっくりかける」と指示
思いっきり...
いや…ゆっくり...
いやいや、電子パーキングブレーキなのでスイッチを操作するだけ
(笑)
で、結果は
以上でテスターの上での検査は終わり、
この後はモニターの指示に従い車両を前進させ、ここまでの結果を記録器を使って検査票に記録します
下回り検査
検査ラインの最後は”下回りの検査
モニターの指示に従い運転席側の前輪をローラーの上に乗せエンジン停止
ここでは、サスペンションアームやボールジョイント結合部のがたつき、ブーツ類の破けなどを車体を揺すりながら検査します、またボルトなどは緩みがないかハンマーで叩くなどして検査、マフラーの損傷なども検査します
以前はユーザー自身が指示に従いステアリングを左右に連続して操作するなどして検査をおこなっていましたが、現在は振動装置導入により車体を機械で揺らしながら検査していきます、結構激しく揺すられるので恐怖を感じる人がいるかも…
とはいえ車両下から検査官が全て検査してくれるので眠い目を擦って待ってるのみ
(´Д`)フワ~
途中このような指示がでるので見落とさないように反応します
暫くするとまたまたこんな表示が…
「えっ⁈駐車ブレーキをかける、って既かかっちゃってるんすけどぉ…」
('ω';)電子パーキングブレーキはエンジン停止で作動しちゃうからね
「こりゃいかん…」
という事で一旦解除してから再度パーキングブレーキをかけようかとスターターボタンを操作しACCにしようとするも条件反射で右足をブレーキペダルに乗せてしまいエンジンオン
(・.・;)あれっ
次の瞬間車両の下から「エンジン掛けろなんて指示出していねーぞー!」と怒鳴られる羽目に…
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
そういえば3年前のヴェゼル(電子パーキングブレーキ採用)の時はこの検査中ACCで待機してましたです、はい
('ω')電子パーキングブレーキやプッシュ式スタートは未だに慣れんわい
このような事が冒頭で述べた、何回、何十回と経験しても未だに「あれっ?…どうだったっけ…」ってな場面、
いやいや反省しきり…
とはいえ下回り検査も無事終了
検査票に検査結果を記録し他の書類とあわせて総合判定室の小窓から中にいる検査官に渡します
検査官から合格の判がもらえたら継続検査の車検証交付窓口へいき、カウンターの上に置いてある番号の振られたクリアファイルに24ヶ月点検簿記録簿以外の書類6枚を入れ提出、待つ事5分…新しい車検証とフロントウインドウに貼るシールを貰ってお疲れさまとなります。
まとめ
検査の合間に
「期末(3月末)は場内が混雑して大変だったのでは⁈」
と検査官に話しかけると
「それが全然空いてました!」
ですと、
どうやら半導体不足の影響で(新車の)登録台数が減少しているのがその原因らしいです…
さて、今回のブログはいかがだったでしょうか?
ユーザー車検に興味を持つ方の参考になれば嬉しく思います、
とはいえユーザー車検には自己責任が伴いますのでREIWAからすすめるような事はできません…
ユーザー(使用者)の責任において判断するようにしてくださいね
('ω')クルマは大切な命を乗せて走りるんだし使いようによっては周りの方への凶器にもなりますから
最後に今回の車検に必要になった費用、
自賠責保険24ヶ月 ¥20,010-
検査登録印紙 ¥400-
審査証紙 ¥1,800-
合計 ¥22,210-
この後、ディーラーもしくはDIYでブレーキフルードや冷却水などの汁物(油脂類)の交換をおこなっていきます
今回も最後までご覧くださりありがとうございました
それではこれにて失敬
('ω')ノ
※車検検査ラインは撮影禁止となっていますが、今回のブログの趣旨であるユーザー車検を広く理解してもらうといった目的のためドライブレコーダーから切り出した画像に一部加工を施すなどして使用させて頂く事にしました。
忙しくてユーザー車検はチョット…
機械は苦手なのでユーザー車検はスルー!
そんな方にはネットから簡単予約できる車検をご紹介