広告 NC700X (2012~)

NC700X ブレーキフルードタンク&フルード交換

2021年10月8日

みなさんこんにちは!

REIWAです('ω')ノ

10月に入りようやく緊急事態宣言による行動制限が解除

そしてそれを祝うかのような強い日差し

という訳で、急遽小麦色仕様に仕上げにいってきたREIWAなのでございます

さて今回は、ひと月半前におこなったリアキャリパーのメンテの際に発覚した不良パーツの交換をしていきます

ご興味いただけましたら最後までお付き合いよろしくです、はい
(^^)

9年も経つと…

2021.10.05

下の画像は交換前のリアの”ブレーキフルードリザーブタンク”(以下、カップ)、
見ての通り黄ばんじゃってもう中身なんて見えませぬわ!(^^;

これ以外にキャリパーを固定しているボルトも伸びちゃっていたので、古びたパーツは諸々交換する事に!

そんな訳で今回用意した新品パーツがこちら、ブログの中で一つ一つ取り上げていきます!

リアキャリパー取り外し&洗浄

先ずはリアキャリパー取り外しから、
8月に洗浄してから大した距離も走っていないのでこの様に綺麗です(^^)

が、折角なのでバケツにどぶ浸けにて今回も洗浄します

その他のパーツも洗浄

洗浄したパーツはいつも通りエアダスターで水分を飛ばして乾燥させます

キャリパーからピストンをある程度出しておきます、これはこの後の作業を考慮しての事、
その前にメタルラバーとピストンプライヤーを使っての揉みだしはお約束です、はい

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黄ばんだカップの撤去

ヘアカラーの空き容器を使ってカップ内に残っているフルードを吸い取ります

取り外すのは下の画像に写っている赤〇内のカップと矢印の先のホース

ラジオペンチを使って矢印の先のクランプを移動させフリーにします

カップを抜きます、
この時フルードが垂れるので予めウエスで養生必須

この後はホースを下に向けホース内に残ってるフルードを排出、
それから下部(マスターシリンダー)側のホースを抜きます、しかし簡単には抜けてくれないのでホース以外を傷つけないようにカッターを使って撤去、
この作業でも少々フルードが垂れてくるので予めホースの周辺をウエスなどで養生しておきます

下の画像はリザーブタンクの新旧比較
( ゚Д゚)色の違いにあぜん…

新品のリザーブタンク取付け

新品のホースに新品のクランプをセット

上下の向きを間違えないように、それと取り付けるアングルを考慮し、下部(マスターシリンダー側)の方からホースを取付け、このとき滑りを良くする為にホース内の接触する箇所にはメタルラバーをひと吹き、
「にゅる」っと差し込んで取り付ける事ができたらクランプで固定します

カップ側の挿入箇所にもメタルラバーをひと吹きしてからホース内に挿入、忘れずにクランプで固定します

この様に取付けができました

この後カップにフルードを注ぎブレーキフルードの交換をするんですが、エアの混入を防ぐためキャリパーから適当に出しておいたピストンを下の画像のように押し込んでいきフルードをカップ方向に逆流させます

逆流してカップ内に溜まったフルードはフルード交換前に吸い出しますよ♪

キャリパー取付け

ブレーキフルードの交換前にキャリパーを元通り取り付けていきます、

この時、古くなって消耗したパーツも新しいものへと交換していきます
(^^)

シリコングリスを塗布してブーツ、そしてスリーブをその中に通していきます!

も一つのブーツはこちら

こちらもサクッと交換

パッドを支えるリテーナーとパットスプリングも新しいものに交換

パッドを取り付ける際は、キャリパー側との接触箇所に極圧モリブデングリースを薄ーく塗布、これは鳴き防止の為

はい、パッドが収まりました!

キャリバーを固定するボルトも新しいものに交換します
因みに9年使用した方のボルトはご覧の通り伸びちゃってます(苦笑)

最後はパッド後部に通してソレを支えるピンハンガーと先端に嵌めこむストッパーリングも新しいものに交換

フルード交換

キャリパーの取り付けが済んだら、ブレーキフルードを交換していきます

これまでブレーキフルードは、ワコーズのSP-4を使っていましたけど、今回は同等かそれ以上にネットでの評判の良いモチュールのDOT5.1を採用してみる事に!

因みにNC700XはDOT4指定…
だけどパッケージに
”DOT3 and DOT4 compatble"
と記載
つまりDOT4と互換するブレーキフルードと、モチュールさまのお墨付きのある安心して使用できるブレーキフルードなのでございます
('ω')v

それではブレーキフルード交換作業の段取りをして始めていきます

ちゃんと真空パックになっています
(^^)
それでは中蓋を剥がしてフルードをカップに注いでいきます

なるほど、お色はレモン色、
因みに画像より実物の方がキレイなお色でごわす

右手でブレーキペダル、
左手はブリーダープラグに掛けたレンチを操作してカップを空にしないよう注意しながら古いフルードを排出して新しいフルードと入れ換えていきます、

このNC700Xのリアブレーキペダルはコンバインド(前後連動)ブレーキになっているのでフロントキャリパーにも同様の作業をします

リアキャリパーからはそこそこのエアも排出!
リア、フロントキャリパーあわせて400cc位交換しておきました
('ω')v

カップをブレーキフルードで満たしたら最後の交換パーツであるダイヤフラムセット

因みに下の画像の右側の物は交換前のダイヤフラム
( ゚Д゚)伸び伸びですやん!

カップに蓋をしたら油面を確認

カップを元々の取付け箇所に固定

ブレーキフルード交換後、ブリーダープラグをそのままにしておくと錆びるのでキッチンペーパーなどをコヨリにしてブレーキフルードを吸い取るようにします、

まとめ

何だかんだで3時間くらい掛かった今回の作業

部品代の¥6,700‐で作業は完了!
('ω')v

この日の夜は水の入ったバケツを一晩ブレーキペダルに吊るしておきます、所謂ところの”一晩縛りのペダル版

こうする事でプレーキペダルのタッチが出ます、これはフルード交換した後のお約束(^^)

実際 作業の翌日に乗りましたけど、リアブレーキに「フワフワ」したところがなく固く仕上がっています、

でもこれはブレーキフルードのお陰かもしれません、ってかその通りですw

とても良いブレーキフルードめっけたって感じ!

それでは今回はこれにて失敬

最後までご覧くださりありがとうございました('ω')ノ

※作業を参考にされる方は自己責任でお願します。

 

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REIWA

バイクと海とディスコ、そしてクルマ…いつも腹ペコだったけど毎日がドラマチックだった昭和の時代、振り返れば毎日を忙しくやり過ごしていた記憶しかない平成の時代…。 こんにちは!REIWAです('ω')ノ 何かとめんどくさがられるバブル世代のおっさんですw バブル世代と言ってもバブリーなオイシイい思いをした事なんてないんですよ(^^; 令和の時代はこれまでにない心にゆとりをもった過ごし方をしていきたいと思います。 どうぞよろしく (`・ω・´)ゞ

-NC700X (2012~)