NC700X (2012~)

FマスターシリンダーOH&ブレーキメンテ NC700X

2022年4月12日

みなさんこんにちは!

REIWAです
('ω')ノ

桜の方も葉桜が目立つようになってきましたね

それと引き換えるようにこの一週間は初夏のような日差し、それと気温

そうなってくるとオートバイの季節の到来でございます
(^^)

と、いう訳で前回に続き今回もオートバイネタを取り上げていきます

その内容はといえばマスターシリンダーのオーバーホール

それでは早速始めていくでござるよ
(  ・`д・´)

作業前の注意事項…

今回の作業にはFブレーキラインのエア抜きが必要になってきます、
だけどわが家のホンダくん(NC700Xのこと)はABS仕様、という訳で必然的にブレーキラインが長い、それにエア抜きが不十分だったりするとABSを発動させるハイドロリックユニット内にエアが入り込んでしまうなんて事も…
そうなるとこのオートバイの場合大変なのです、なにが、って基本的にハイドロリックユニットを降ろさないと「エアを抜くこと出来ませんからぁ~、残念...」

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン 

そんな訳で手間は掛かっても安全策をとって作業をすすめていく事にします
('ω')

Fブレーキキャリパー取り外し

2020.04.10

前述の通り安全策をとって作業をすすめていくという事で最初はFブレーキキャリパーの取り外しから、
下の画像のキャリパーボルト(12mm)2本を取り外し、キャリパーを車体後方(緑の矢印方向)に引き、取り外していきます、取り外す際はホイールとのクリアランスが絶妙なので慎重に!それとスライドピン(8mm)もここで軽く緩めておきます

キャリパーを取り外したら緩めておいたスライドピンを抜いてブレーキパッドとパットスプリングを取り外しておきます、
その後はブレーキレバーを操作して下の画像のようにピストンを出します、出し過ぎると収拾が付かない事態に陥るので注意!
因みに真ん中のピストンはブレーキペダルに反応するコンバインドブレーキ用なのでこのまま何もしなくてOK!
('ω')

折角キャリパーを取り外したので中性洗剤と古い歯ブラシ、それとピストンプライヤーを用いて隠れた汚れまでドブ付けにて洗浄します

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洗浄が終わったらエアーで水滴を飛ばして乾燥させます

洗浄後はこんなにキレイに
(^_-)

この後キャリパーはボルトの穴にワイヤーなどを通しい適当なところから吊るしておきます、これはブレーキホースに負担を掛けさせないため

ブレーキレバーを取り外してブーツ内の状態を確認

マイナスドライバーと10mmのレンチを使ってブレーキレバーを取り外します

ブレーキレバーを取り外すとマスターシリンダーピストンの頭が見えるので、それを覆ってるブーツをプライヤーで摘まむなりして引っこ抜きます
(下の写真の中央に写っているのが取り外したブーツ、その左に写ってるのがマスターシリンダーピストンの先端部分)

覗いてみるとご覧のように錆も無く綺麗な状態なのでこのまま作業をすすめてまいります
('ω')

リザーブタンク取り外し

ブレーキフルードリザーブタンクの蓋を開けると下の画像の様にダイヤフラムが大きく変形しています、これは先程キャリパーのピストンを出したせいでタンク内の液面が下がったというのがその理由

ダイヤフラムを取り去るとブレーキフルード(ワコーズSP-4)はこんな感じ、まだまだ使えそうな色でございます

スポイトなどで(REIWAはヘアカラーの容器をスポイト代わりに使用)タンク内のフルードを全て吸い取り、バンジョーボルト(12mm)を取り外しに掛かります、知ってのとおりアルコールを主成分としたブレーキフルードは塗装を犯す成分が含まれているので、車体に掛かったりしないよう養生してから作業するのはお約束

バンジョーボルトを取り外したらバンジョーホースのジョイント部分に適当なボルト(M10)とナットを嚙ませてフルードが漏れ出てこないように塞いでおきます

リザーブタンクをハンドルに固定しているボルト2本とタンク底の配線端子2つを外しリザーブタンクを取り外します

OH作業のため一時撤去したパーツ

撤去したパーツは一つ一つ丁寧に洗浄し水滴をエアダスターでスッ飛ばして乾燥させておきます

マスターシリンダーリペアキット

下の画像はホンダ純正のマスターシリンダーリペアキット

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袋から出してみると、ご覧のようにカップがピストンに嵌まっています、これは本当にありがたい!
(^^)

因みに下の画像は10年使用したピストンとカップ

こちらは新品のピストン&カップ、
カップのエッジが全然違いますね('Д')

このあと上記のピストンをマスターシリンダーの中へと組付けいくのですが、この作業ではバイク乗りには既にお馴染みのメタルラバーを使います、読んで字の如く金属とラバーを潤滑させるケミカル

メタルラバーをたっぷりとカップに纏わりつかせてピストンをシリンダーに押し込んでいきます、
スプリングの反発があるのでピストンの頭を指で押し込みつつ安物のスナップリングプライヤーを使ってスナップリングを嵌め込んでいきます

嵌りました
('ω' ; アセアセ

この作業で使うスナップリングプライヤーは少々お高くてもこの手のものがおすすめ

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最後にブーツを被せます、ブーツの外周部はマイナスドライバーを使い優しく押し込んでいきます
リペアキットを使ってのマスターシリンダーオーバーホールはこれで終わり
f('ω') 

ここからは元通りに戻す作業

オートバイの所に戻りオーバーホールが済んだばかりのリザーブタンクASSYを取り付けます、タンク下の配線端子もお忘れなく

ブレーキレバーの揺動部にはリチウムグリスをうっすく塗布してから取付け

バンジョーボルトの取付けには新品のワッシャーを使うのもお約束

下の画像は新品のワッシャー

バンジョーボルトは25N・mで締め付けました

安全策?…その方法とは?

それではキャリパーのピストン外周にメタルラバーを吹きつけ指を使ってピストンをキャリパー内に押し込んでいきます

するとブレーキフルードがリザーブタンクに上がってきます、つまりこうする事によって新たにブレーキラインにエアーが入り込む余地を与えないというやり方
('ω')

ブレーキキャリパー取付け

Fブレーキキャリパーは、車体から取り外した時と同じようにパッドなど取り付けた状態にしておきます、その際劣化したパーツは新品に交換します、
下の画像は新品のパットスプリング

キャリパーを組み上げる際、片押しキャリパーのスライド部分の揺動部にはシリコングリスを薄めに塗布

キャリパーを取り付ける2本のボルトも新調

取り外した時と逆の手順でキャリパーを取り付けブレーキレバーを操作してキャリパーピストンがブレーキディスクに当たるまで出しておきます、キャリパーを固定する2本のボルトの締め付けトルクは30N・m、スライドピンの締め付けトルクは17N・m

Fブレーキラインのフルード交換

いつも通りのスタイルでスタンバイOK!

使用するフルードは半年前のリアブレーキの際に使用して好感触を得たモチュールのDOT5.1

リザーブタンクをフルードで満たしてブレーキフルード交換兼エア抜き開始!

リザーブタンク内のフルードを空にしないように注意しながら地道に作業します、150CC+α程度でFブレーキラインのフルードは入れ換わる筈なのでブレーキタッチに不満なければ適当なところを見つけフルード交換兼エア抜き終了、
ニップル内にブレーキフルードが残っているとニップルが錆びるのでキッチンペーパーでコヨリを作り吸い取っておきます

ダイヤフラムも新品に交換
ネジを閉めて蓋をします、オーバートルクは厳禁

ミラーなど取り外したものがあれば元通りに取付け、他に取付け忘れがないか、締め付け忘れなど無いか確認し、問題が無ければ試走して最終チェック、ここでも問題が無ければお疲れさまとなります
('ω'A

まとめ

マスターシリンダーのOHと題して始めましたけど、それ以外の事のほうが多くなってしまったような…
(^^;

とはいえ2012年に購入してから一度もおこなっていなかったFマスターシリンダーのOHが無事終わりました、
始める前は、マスターシリンダー内や、ピストン、カップが目に見えて汚れていたり劣化しているかな?と思っていたけど、大して…というか殆んど汚れてはいなかったですね、
それでも作業後におこなった1時間ほどの試走ではブレーキタッチに違いが…操作感が更にリニアに変化!
(^_-)ばっちぐー
一般的にマスターシリンダーのOHは2年から4年に1回とされているようですけど、漏れがなくブレーキタッチに違和感もなければもう少し期間を延ばしてもいいのかなってのが今回作業したあとの実感です、ま、それには日頃からフルード交換などのメンテナンスやオートバイの保管状況、また走行距離なんかも影響するでしょうからケースバイケースといったのが本当のところ、なので一般論として早めの交換が推奨されるのでしょう
('ω')

さて冒頭でも述べたようにこの4月や5月なんかはオートバイに乗って出掛けるには持って来いの季節、
グッドライディング、グッドマナー、「バイク乗りって格好いい♪」そう思われるようバイク乗りの皆さんよろしくです
(^_-)-☆

それでは今回はこれにて失敬

最後までご覧くださりありがとうございました。
('ω')ノ

※このブログを参考に作業される方は自己責任でお願いします

 

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REIWA

バイクと海とディスコ、そしてクルマ…いつも腹ペコだったけど毎日がドラマチックだった昭和の時代、振り返れば毎日を忙しくやり過ごしていた記憶しかない平成の時代…。 こんにちは!REIWAです('ω')ノ 何かとめんどくさがられるバブル世代のおっさんですw バブル世代と言ってもバブリーなオイシイい思いをした事なんてないんですよ(^^; 令和の時代はこれまでにない心にゆとりをもった過ごし方をしていきたいと思います。 どうぞよろしく (`・ω・´)ゞ

-NC700X (2012~)

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