広告 プジョー308sw(2019~)

ブレーキパッドのジェネリック? プジョー308sw ※追記あり

2023年12月16日

皆さんこんにちは!

REIWAです
('ω')ノ

気が付けば今年も残すところあと僅か…

ワタクシREIWA目線で話すとコロナ感染に始まった2023年でしたけど、
終わってみればやりたい事を全て達成した充実の1年でした
このあと残すイベントといえばクリスマス、それとお正月の買い出し…中には忘年会に参加する人もいるかな?
年末年始の休暇に向け気も緩みがちになるけどインフルエンザやアデノウイルスなどの感染症はじめ、この時期必ずといっていいほど多くなる交通事故には十分気を付けるようにして下さいね
('ω')譲り合いの気持ちを持つことで確実に交通事故を減らせます

さて今回はといえば師走の慌ただしさ真っ只中ではありますが、Dラーにてブレーキパッドを交換してきたので、其の報告などしてまいりたいと思います。

DIY作業ではありませんけど、ご興味頂けましたら最後までお付き合いの程よろぴくです、はい。
f('ω')ポリポリ

ジェネリックパーツの価格

前回、といっても1年以上前の話ですけど、汁モノ関係(クーラント、ブレーキフルード、フューエルフィルター)の交換整備でDラーに308swを預けた時、フロントチーフの高田氏(仮名)から
「ジェネリックのブレーキパッドもご用意できるようになりましたので…」

と聞かされていたのを先月ふと思い出し、そろそろ交換時期だろうし、暫く顔出してないし、年の瀬だし、という事で近くを通った際に立ち寄ってみる事に…

そこで久しぶりに顔を合わせた高田氏(仮名)から目出度いニュースの発表などもあり会話を楽しみながら本題のジェネリックパーツの話題へ…

見積もりを出してくれるというので、前後パッドとローターは前のみリクエストしそのままし待つこと5分、

小走りで持ってきてくれた見積書に目を通してみると想像してたよりお安いではありませんか”ジェネリックパーツ”。
('ω') 純正部品の2/3以下の価格で展開してるんだとか

金額的には国産車に乗っていた頃に性能もそこそこ良くて手軽に入手できるといった理由で使用していたサードパーティ製の補修部品なんかより安価。

片や技術料と記載の工賃の方は国産車Dラーの凡そ1.5倍、これ外国車Dラーの相場です、F周りの工賃はローター交換が入ることで大体プラス¥4,000‐(国産車Dラーもこんな感じかと)といった所で、リアは電子パーキングといった事からスキャンツールを使うなどの手間が増える分プラス¥1,500‐程度割増し料金が入っているものと思われます。

残量的に急いで交換する必要はないけど、どうせ半年以内にはやることになるんだし、って考えで
「それじゃ(電子パーキングブレーキのある)リアもあるから全ての取り付けを任せるので年明けPITが暇な時にでも連絡してちょ」
そう言うと

バックヤードから何やら持ってきて
「え~っと…工場が暇な時ですよねぇ…あぁ…来月(12月)のこの日が今の所1台も入庫の予定なしです…、この日どーです?!」

と、その場で作業日も決定
('ω')まだパッド残ってんすけどね…(苦笑)

ジェネリックパーツの目的

知ってる方も少なくないと思いますけど、ジェネリックパーツとは、お薬のそれと同じで本家本元が提供する”モノ”より安価に入手出来る同等品の事。
プジョーでは発売から3年経過したクルマに順次用意されていきます(用意されない車種もあるかと)、もちろんプジョーアプルーバル(承認)取得済みという事で安心して使用できるし、インポーターの計らいにより正規Dラーにて購入することも交換することも可能。因みにプジョーはジェネリックパーツのことを「メーカーが安全性を含めた検証テストを実施し、純正部品と同等の品質であることを確認したパーツ」と説明
何でこのような事をやるのかといえば、例えば3年、もしくは5年、はたまた7年も乗ったクルマの補修部品が高価なモノしか用意されていなかったら…
「そんなら、いっそのことクルマ自体入れ替えた方がよくね?」こんな事も容易に想像できますよね、場合によっては性能面で劣る部品で代用するなんて事も…
('ω')オソロシイー
ところがヨーロッパでは環境のことを考えてか1台のクルマに長く乗るのが好ましいとされているようで、長く乗るユーザーを維持費の面でも安全面においてもサポートしていこう、そんな目的でジェネリックパーツを積極的に展開しているんだそう
('ω')ジェネリックパーツにはタイヤやワイパーブレード、ショックアブソーバー、タイミングベルトなんかもあったりするのだ

今回の作業はDラーにお任せ

作業日当日はいつも通り約束の時間ジャストに到着!

そのままPITまでノロノロ走らせていくと高田氏(仮名)自らお出迎え…
更に其処でクルマを停め降車すると
「お待ちしておりました」

といったオモテナシのW攻撃

('ω') 実際に仕事のできる男なのであります

メカ氏が作業に取り掛かる前にブログに載せる為の写真を高田氏(仮名)の許可を貰って撮影!

コチラはフロントブレーキパッドのアップ

でもってこちらはリアのブレーキパッド

そしてこれがフロントのブレーキディスクローター

箱にはPeugeot(プジョー)の文字はなく「EUROREPAR(ユーロレパー)」と記載。

今回の作業では前後ホイールの脱着があるのでタイヤローテーションも忘れずリクエストしておきます
('ω')v

この後2時間半程度クルマを預ける事になるのでので308swとはここで暫くの間お別れ…
(;_;)/~~~

交換後のフィーリング

「おクルマの整備の方が終わりました」

とiPhoneで連絡を受け引き取りに出向くと…この日2回目の洗車を終えたばかりの308swがコチラに向かってニンマリ…

あー、そういえば、洗車しなくて結構ですから、と声掛けるの忘れてましたね…苦笑
('ω')クルマを預ける前には各部のチェックついでに洗車、これお約束

「交換直後はブレーキの利きが甘く…って〇〇さんには言わなくて大丈夫ですねハハ

高田氏(仮名)からそんな風に見送られプジョーDラーを後にします
('ω')ブレーキ関係の整備後はいつもに増して安全運転で

交換後のフィーリングですけど、ローター(フロントのみ)も一緒に換えたとはいえ、馴染んでないせいか交換前と比べタッチがとても柔らかく感じます…
効き方も制動力立ち上がった後が弱いですね、もう何日か走ってパッドが一皮むけアタリが出れば本領発揮となってくれることでしょう、という事でフィーリングに関してこのあと変化があればこの記事の終わりの方に【追記】していきたいと思います。

低ダストタイプ?

ところで、308などプジョー車のブレーキパッドを交換する際、そのダスト量の多さから低ダストタイプのブレーキパッドに交換する人もいるようですね、もちろんそれはそれでいいのですが、その場合間違いなく制動力が低下します。何故ってそのダストの半分はブレーキローターが削れたものだから…。ご存じのように欧州車のブレーキパッドはセミメタルといった種類のものを使います、これの特徴は硬いって事、その硬いパッドでブレーキローターも削る事で確実な制動力と良好なタッチが得られるといった訳なのです。折角メーカーの方(ほう)でそのような仕様のクルマに仕上げているのですから清掃に手間は掛かっても最良のブレーキを手放すような事をするのはもったいない気がします。まぁこれはREIWAの考えであって低ダストタイプに交換する事を否定はしませんけど…
('ω')純正パッドはカックラキン…もとい!カックンブレーキとも云われたりしてますけどREIWAは全然平気どえすw

帰宅後は…

交換前のブレーキパッドは今後の研究材料(?)になるのでお持ち帰りとしましたが、ローターは重いといった理由でご遠慮願いました(笑)

早速持ち帰ったブレーキパッドをクリーニングしようと自宅へ戻ったあと箱から取り出すと…
「うわっ!」

国産車の其れとは次元の違うダスト汚れ…

こりゃフツーにやっては無理だわ!と洗浄方法を考えた末に思いついたのが、お湯の出る風呂場でのクリーニング。
因みに下の画像はオートバイのブレーキパッドをキャリパーなどと一緒にぬるま湯に浸けてクリーニングしている様子ですが、オートバイの場合はクリーニング用のバケツとリンス(濯ぎ)用のバケツの二つと歯ブラシと中性洗剤を用意するだけでOK!

しかし4年半程使用した308swのブレーキパッドはといえば、楽にこの30倍は汚れとります…

そんな訳で風呂場でやり始めたのですが、みるみる辺りは見るに堪えない状況に…(汗)

そこへワイフが
「ダイジョウブ~♪」「手伝おっかぁ♡」
と女の感を働かせ風呂場に向かってやってきたのでさぁ大変!

バスルームといえば女子達のオアシス…そんなバスルームがこんな惨状になってると知ったら、少なくともこの日一日はクチを聞いてくれなくなる、はず…

秒でそう悟ったワタクシREIWAは
「もうね、全っ然大丈夫よっ!全っ然大丈夫だからね、うん、気にしないように!」

と言って脱衣所から様子を伺うワイフを追い払い、その後は風呂場に1時間以上籠る事になったのでした…。
最後は風呂場を綺麗さっぱりクリーニングしたなんて話は敢えてする必要もないですねw
('ω')ニッチモサッチモいかなくなったのでその時の写真は無しでございます!

クリーニング後のブレーキパッドの様子

下の画像はクリーニング後のブレーキパッド(新車装着の純正品)

下の画像のがFブレーキパッドで残り7mm

リアブレーキパッドは残り8mm、両サイドに装着される金具は”ウェアインジケーター”といって「キーキー♪」鳴くことで「ここから先は危険!」と教えてくれる古の時代から変わらぬ形で存在するアナログな装置です。

因みに308swのブレーキパッドは新品時で12mm、欧州車の場合で熱害などを考慮すると4mmに達するまで交換するのが好ましいといったところでしょうか…。因みに「キーキー」鳴くのは”危険を知らせる為”であって、ここまで使ったら交換しましょうね、といったものではないので其処んとこはヨロシクです、はい。

という事で、フロント側で7mm残、リア側で8mm残というは、フロント、リアともまだ暫くの間は問題なく使えましたね、といった結果です…。
('ω')今回は忙しいわ何だかメンドクさいわでパッドを取り外す事までしての事前の残量確認は行わず…(苦笑)

それにしても純正パッドの硬度恐るべしです、この時の走行距離が35,000kmなのでこのままのペースでいったなら50,000km近く使えた事でしょう、これまで乗ってきた国産車だと(ハイブリッド車を除く)、35,000kmも持たなかったですからねぇ…
('ω')走行パターンの違いよって減り方は変わります

一方のローターはといえば、ディスク面の縁(ふち)に明らかに其れと分かる段付きが出来ていました、指で触った感覚ではETCカード1枚分(厚さ0.76mm)は余裕で削れてた感じ…。
新品時のローターの厚みが308swの場合26mm、メーカーが使用限界値としてるのが24mm…。
('ω')ローターの写真を撮り忘れていてスンマヘン

こうやって分析すると、ワタクシREIWAの場合、フロントに関してはブレーキパッドよりブレーキローターの方が先に使用限界に到達する計算です…ってか既に使用限界値だったかも…。その辺の事を調べるてみると矢張りというべきか使用限界値を超えてディスクローターを使用し続けている人も少なくないとか…。日本車で育った場合ディスクローターの減りには無関心だったりするのかもしれません(苦笑)

ブレーキキャリパーのピストン突出量

オートバイに乗る人でメンテなんかも自身で行うなんて人は、ブレーキパッド交換時にブレーキキャリパーから押し出されたピストンを眺めることがあると思いますが(四輪車の場合はダストシールが被さっているので全容は見えない)、その際にはピストン外周部に薄っすら傷だったりメッキ剥げなんかを確認する事があると思います。

このピストンというのは、ブレーキパッドやローターが減る事で突出量が増えてきます、そのようにして突出量が増えてくるとブレーキング時にピストンへ掛かる負担も増えます、負担が増える(力が掛かる)ことで若干とはいえピストンが傾くようになりそれによって傷が残るようになって場合によってはその傷から錆が発生する事もあるのです。簡単にいえば突出量が増える事は百害あって一利なしという事…。

因みにですが、ワタクシREIWAが乗るオートバイの場合、新品時のブレーキパッドの厚みは4、5mm程度、一応5mmだとしてそれを限界値の1mmまで使うとするとキャリパーが片押しピストンの場合ならブレーキパッド交換時にはピストンが8mm((5mmー1mm)×内外の2枚)突出した事になります(オートバイのディスクローターはステンレス製で殆ど減らないので計算には入れていません)、

片や308swの場合だと新品時のブレーキパッドの厚みは12mm、これを限界値とされている3mmまで使用、またディスクローターは新品時の26mmから限界値の24mmまで減ったとすると、ブレーキパッド交換時のピストン突出量は20mm…

こうやって数字で表すと四輪車の場合、結構な量ピストンが突出するのが分かります、熱害だけじゃなくピストンやオイルシールへ掛かる負担も考慮するなら少し早いかな位でブレーキパッドを交換するのが良いんじゃないかな、とワタクシREIWAは考えています。

('ω')フルハイブリッド車の場合はブレーキパッドの減りが遅かったりします

まとめ

ブレーキパッドの話…しかもDラーで取り付けて貰っているのにこれだけ話すんだから、矢張り変態の域…もとい!コミュお化けっぷりが自分でもよく分かります(笑)

あれはまだ四輪車の免許を持つか持たないとかといった若い頃の話ですけど、バイト先(飲食関係)で知り合った当時兄貴分と慕っていたSさんから、「お前はまだこんな年(小僧)なのに誰とでも臆することなく会話ができて本当に達者だよな…その調子でおばさん連中を相手に天気の話で30分盛り上がれたら(接客業をするものとして)大したもんだよ」そのような事を云われ、実際に近所のおばさん相手に実践した事があるのです(笑)、その様子を自転車で通りがかったお袋に見られていたようで自宅に戻ると「〇〇さんと何を楽しそうに話してたん?」と聞かれ「ん?てんき…」と言うと「テンキ?天気に興味あったん?」とお袋…
(笑×笑)

話は戻りますけど、ブレーキ関係のバーツは重要保安部品に位置付けられていますので、定期的に点検を行う事や必要に応じて部品交換することを忘れないようにして下さいね
('ω')

それでは今回はこれにて失敬!

本日も最後までありがとうございました!
('ω')ノ

※追記

2024.8.9

今年に入ってからも308swで出掛ける頻度が少なく、ブレーキパッド、ブレーキローターを交換してから今月でやっと2,000km…

ここらでジェネリックパーツの感想を述べてみたいと思います

最初に答えを言っちゃいますけど率直にいってジェネリックパーツ全然ダメでした

パッドなのかローターなのか、それとも其の両方かは分かりませんけど、純正品と比較するとプジョー車の美点であるストッピングパワーが全く足りてません。

それが証拠にフロントホイールの汚れ具合(ローターの削れカス)は純正パッド&純正ローターの時の半分以下…
因みにリアはジェネリックのパッドに純正ローターの組み合わせでホイールの汚れの方は以前と変わらず盛大に汚れとります…

って事はフロントのブレーキローターの素材(ねずみ鋳鉄)にストッピングパワーが足りない原因が隠されているのかも…

欧州車の中でも特にプジョーのブレーキローターは柔らかく削れるのが早いといわれているようですし…

具体的にどうなのかといえば、食い付かないのですよ、パッドがローターに、
そうはいっても初期制動力は悪くもないので流れに乗ってフツゥーに走っている分には不満もでません、だけど小気味良く走ろうとすればタッチは悪いわイメージした通りの減速を得られないわ…これまで怖い思いをしたのは2回(純正品の時は0回)、早い話「ガツっ」とブレーキペダルを踏み込んだ時にパッドがローターを締め付けきれない=μ(摩擦)が足りていない…

そんな感じです

以上の事からこのブログをみてくれている方には取り敢えずジェネリックパーツのブレーキパッド、それとブレーキローターはすすめません、高価であっても純正品をすすめます

REIWAもどうするか対応を考えていますが、幸い交換前の純正ブレーキパッドにまだライフが残っているので、少し涼しくなったらフロントのブレーキパッドだけ純正に戻してどうなるのか試してみたいと思います、それをやって効果がなければ犯人はブレーキローターという事になりますし…

それにしてもプジョーDラーでは、性能面で純正品と同等と述べていますけど、ちゃんと乗り比べた事あるんすかね?それとも違いが分からないとか?

REIWAは前者だと思いますがっ!

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バイクと海とディスコ、そしてクルマ…いつも腹ペコだったけど毎日がドラマチックだった昭和の時代、振り返れば毎日を忙しくやり過ごしていた記憶しかない平成の時代…。 こんにちは!REIWAです('ω')ノ 何かとめんどくさがられるバブル世代のおっさんですw バブル世代と言ってもバブリーなオイシイい思いをした事なんてないんですよ(^^; 令和の時代はこれまでにない心にゆとりをもった過ごし方をしていきたいと思います。 どうぞよろしく (`・ω・´)ゞ

-プジョー308sw(2019~)